●猿田彦命(さるたひこのみこと)
 猿田彦という神さまは、“国つ神”の一柱(ひとはしら)(“柱”は神様を数える際の単位)で、天孫(てんそん)ニニギノ命が豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)(この世、日本国の意)に降臨(こうりん)したときに、天之八衢(あめのやちまた)(天の道が多方面に分かれているところの意)で、上は高天(たかま)の原を照らし、下は豊葦原中国を照らして立っていたという、たいへん神威の絶大なる神さま。

天孫を日向(ひむか)まで先導し、道案内をしたとされる神さまです(よって、“道開きの神”と称えられ、交通安全、海路・国土守護の神とされる)。身長すこぶる高く、顔赤くして鼻高く、眼は大きくその輝くさまは「ほおずき」の如くであったといいます。

現在でも、全国どこの神社でも、祭礼の神輿渡御(みこしとぎょ)が行われる際には、その先導は、この猿田彦命の面を付けた者が行います。

●天宇受売(あめのうずめ)命(みこと)
 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の「天(あめ)の岩戸屋(いわと)隠(がく)れ神話」において、集える八百万(やおよろず)の神々の前で“神憑(がか)り的な”乱舞を行った女神として有名です。天照大御神を「天の岩戸」から無事に呼び戻した第一の功労者です。

「天孫降臨(てんそんこうりん)神話」に際しては、五部神の一柱として天孫に従いました。
天之八衢(あめのやちまた)に立っていた猿田彦命の様子を見ていた天照大御神と高木神(たかぎのかみ)に、「お前はか弱き女神であるが、強敵にも対してもひるまぬ強い神である。道をふさいでいる神のところへ行って、なぜにわが子が降臨する道をふさいで邪魔するのか聞いてまいれ」という命を受けて猿田彦命と話し合いをもちましたことでも有名です。

やがて、猿田彦命とは伊勢の地において夫婦神(めおとがみ)となり、後に名を“猿女(さるめ)の君(きみ)”と名乗り、その子孫も代々“猿女(さるめ)”と称する。「神楽(かぐら)・舞踏(ぶとう)の神」、「芸能の神」、
神憑り的状態になった乱舞により、「鎮魂行(ちんこんぎょう)の神」。

●天太玉(あめのふとだま)命(みこと)〈布刀魂(ふとだま)命(みこと)〉
 「天の岩戸屋隠れ神話」において、鹿卜(しかうら)(占い)をし、榊(さかき)に“八尺(やさかに)の勾玉(まがたま)”と“八咫(やた)
の鏡”)・・・を付けた太玉串(ふとたまぐし)を手に取り持った神です。
「天孫降臨(てんそんこうりん)神話」に際しては、五部神の一柱として天孫に従いました。大和朝廷において祭器を作り、神事を奉仕してきた忌部(いんべ)(斎部)氏の遠祖(えんそ)とされます。

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